寮の概要

寮生活の考え方 ~自分で探し、選び、決断する~

久米島町営寮では、寮を、共同生活を通した人間教育の場として捉え、寮生が自ら考え行動できるようになることを目指しています。寮といえば、単純にただ生活する場と思われるかもしれません。しかし、この寮では、寮生活=人間力を身につける学びの場、ひいては未来を担う人材育成の機関と捉えています。

 

寮のコンセプトは、「自分で探し、選び、決断する力を身につける」。

生徒の皆さんは、15歳で全国各地から親元を離れ、久米島高校へ進学することを決断します。その勇気ある経験と同様、寮生活、また3年間の高校生活においても、「自分で探し、選び、決断する」ことを大事にしてほしいと考えています。

誰かに与えられるのを待つのではなく、この久米島という地で、自らやりたいことを見つけ、仲間をつくり、道を切り拓いていってほしいという思いが込められています。

 

以上の考えにもとづき、掃除や洗濯、時間管理等、生徒たちは自立した生活を行います。また、日々の寮生活におけるルールづくりやイベントの企画なども、誰かに指示されるからではなく、寮生たち自らが考え、主体となって話し合いの上で進める体制をとっています。このように自立した生活や生徒主体の活動を通して、みるみる表情や行動が変化した生徒もいます。

▼寮生月例会議の様子

 

寮生たちが学年関係なく、寮生活のなかで不満に思うことや改善した方がいいこと等を話し合い、みんなが過ごしやすいよりよい寮にしていくための会議です。

寮の自治活動そのものが、生徒が自ら考えて次の行動を切りひらく経験になっています。

寮生の生活の様子は、ブログ「久米島高校 離島留学生の日々」をご覧ください。

寮の設備

▪居室

すべての部屋が4人部屋となっています。

1人あたりのスペースに、ベッド・机・椅子・クローゼット・仕切りカーテンを設置しています。

 

寮定員:男子12名、女子12名(2017年度現在)

 

▪ロビー

1階の玄関を入るとロビーになっています。学習センターの塾生も利用しています。

 

2階(男子)と3階(女子)の階段がそれぞれあり、行き来できないようになっています。

 

▪スタディールーム

男子階、女子階にそれぞれあります。

テストが近くなると、利用者が増えています。

 

学習時間には、食堂・スタディルームのいずれかで一人ひとり学習します。

▪食堂

1階にある食堂です。厨房スタッフが3食提供しています。

 

食事だけでなく、ミーティングや誕生日パーティなども食堂で行います。

▪水回り

シャワールームを男女階それぞれに3台設置しています。

そのほか、洗面台・洗濯機・乾燥機も各3台ずつ用意しています。

食事について

寮では平日・休日ともに一日三食の食事を提供しています。

献立は、栄養士が作成しています。

平日は、高校の昼休みにお弁当を届けています。

日課

平 日

    

休 日
起床 6:30 起床     7:00     
朝食

6:30〜8:00

朝食 7:00〜8:30
 ~学 校~ 夕食 18:30~19:30
夕食

19:00~20:00

門限 21:30
学習時間

20:30~21:30

ミーティング・清掃 21:30〜
門限

21:30

消灯 23:30
ミーティング・清掃 21:30〜    
消灯

23:30

   

費用

施設使用料:24,000円/月  食費:18,000円/月 

入寮費(初回入寮時のみ):10,000円

ハウスマスター

ハウスマスターは、寮生の健康・安全を守ると同時に、一人ひとりの成長を支える伴走者です。困ったときに相談を受けるのはもちろん、寮のコンセプトにあるように寮生の主体性が発揮されるよう支援します。

外で活躍できるよう、寮を家として心の休まる環境にすることも、ハウスマスターの大事な役目です。

 

ハウスマスターの役割

  • 生徒の日々の生活支援
  • 面談などを通した状況把握、声かけ
  • 保護者、学校との情報共有
  • 外部への情報発信
  • 身元引受人、地域との連携 など 

 

寮生活の様子

自然が好きな生徒が多く、よく海や山に遊びに出かけています。シュノーケリングや釣りのセットを持っている生徒もちらほらいます。

寮生でワンラブ久米島フェスに出店しました。(→詳しくはこちら

寮生の誕生会の様子です。

サプライズで行われることも多いです。

保護者・身元引受人謝恩会として、寮の屋上でBBQを行いました。(→詳しくはこちら

離島留学初の卒業に合わせて、学校の教室にて卒業生による報告会を実施しました。多くの方(保護者・身元引受人・魅力化を考える会・先生方・町関係者)にお越しいただきました。(→詳しくはこちら

視察等で外部から訪問者があるとき、(生徒が案内できる場合)寮生も対応しています。生徒が説明することで、生活の様子がよく相手に伝わるということもありますが、コミュニケーションの練習にもなります。

また、島外で行われる離島留学の説明会では、寮生がSkypeにて寮の説明や質問に対する回答を行いました。

よくある質問

(1)どの地域出身の生徒が多いですか?
北関東から九州・沖縄本島まで全国に渡ります。
東京都市圏(千葉、神奈川、埼玉含む)の生徒が過半数を占め、また群馬、愛知、三重、大阪、福岡、沖縄本島出身の生徒も在籍しています。
(2)休日はどのように過ごしていますか?
部活生は、休日も部活がある場合が多いです。
また、友人たちと、海で泳いだり釣りをしたり、屋内運動場でスポーツ、バーデハウスで温浴、近所の喫茶店で友人と一緒に勉強、友人宅でゲーム、寮でお菓子づくり、昼寝、遠くまで散歩、日用品の買い出しなどなど、各々自由に過ごしています。
身元引受人の方のお宅で食事をしたり、家族の行事に参加させていただいたりすることもあります。
(3)実際の島の生活は不便ではないでしょうか?
買い物については、久米島にはスーパーやドラッグストアもあるため、日常生活で困ることはほとんどありません。
なお、じんぶん館の近くには、コンビニ・商店・ホームセンター・JA(ATM)もあります。
本や靴などはネットで購入する場合が多いです。
そのほか、久米島での生活について詳しく知りたい方はこちら(久米島 島ぐらしコンシェルジュ)をご覧ください。
(4)寮の雰囲気はどうですか?
1〜3年生まで男女問わず非常に仲が良く、みんなのびのびと生活しています。
寮の基本的な規則を守ったうえで、生活上の細かいルールは生徒たちが自ら考え、試行錯誤しながら、よりメリハリがある楽しい寮生活を目指しています。
寮生の様子については、ブログ(久米島高校 離島留学生の日々)をご覧ください。
(5)離島留学を考えていますが、体験宿泊はできますか?

寮では離島留学を検討している島外在住の中学生向けに、体験宿泊の受け入れを実施しています。

日程やお申込については、こちらからご確認ください。

メッセージ

寮生からの声(2017年度)

Q.  実際に入寮してみて、想像と違ったことは?

  • 入寮する前は、寮はただ生活を送るスペースだと思っていたけど、1年過ごしてみて、寮は自分が成長できる場だと思いました。部屋のメンバーとは、カーテンも閉めないで過ごすし、常に寝る前まで話したりしています。寮生は、学年問わず仲が良くて一緒に海に行ったり。思っていたよりも楽しく時間を過ごせるので、自由がない、プライバシーがないというよりかは、おもしろくて楽しい。いろんな考え方の人と深く付き合うことで自分の幅が広がったのは、寮生活ならではだと思います。(園芸科3年男子・東京都出身)
Q.  寮生活で印象に残っていることは?
  • キャンプや、お祭りの出店で、企画長をやったことです。どういう係をつくればみんなの積極性が引き出せるかなとか、できるだけ全員が楽しめるようにとか、いろいろ考えながらやっていました。学校だけでなく、寮でもたくさんチャレンジすることができて、リーダーとしてみんなを引っ張っていく力がつけられたかなと思います。(普通科2年女子・東京都出身)
Q.  久米島離島留学を迷っている中学生に、一言伝えるとしたら?
  • 最初、島の生活に馴染むのに時間がかかるかもしれないけれど、島の生徒もみんな優しいので、先輩後輩問わず、仲良くなれます。あと、ここに来ると、地元では経験できないことができたり、生活が変わって違う見方ができたりして、視野が広がります。とにかく楽しいから、来たほうがいい!って言いたいです。(普通科2年男子・千葉県出身)

 

保護者からの声

ブログ記事(保護者インタビュー回)をご参照ください。